世界大戦後、すべての海には平穏が訪れた。商船は安全に航路を進み、客船は人々の笑顔を乗せて海路を刻む。
場所は変わり某鎮守府、ここには艤装を使い戦艦を操ることができる『艦むす』数名が所属している。 「おおおおい、はっ、はっ、はっ…はぁ…聞いたか電!」 「深雪ちゃん、なんの話です?」 「いやぁ、新しい艦がもうじき進水予定なんだってさ! 大井振りだぜ」 「わわっ、ほんとうですか!?」 新しい艦の実装を控え 「何を話しているんですのー! 次の演習、はじまりますよー!」 「遅れたら、また大目玉だよー」 「ふふふ、次は対空演習ですよ。頑張りましょうね」 「はーい!」
仲間達との演習 そして 「しかし、穏やかではありませんね、商船の謎の沈没、ですか」 「最近になって各海域から所属不明の艦船の報告が上がっているが…、実害についてはこれが初めてだな」 「…それでは」 「そうだ、出撃する。目標は」
戦いが――始まる